Silver Bullet

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Silver Bullet

Heartを撃ち抜きたい

#24 考察&まとめ

<第24巻>

・本庁の刑事恋物語2(アニメ第156~157話)

・暗闇の中の死角(アニメ第170~171話)

黒の組織との再会(アニメ第176~178話)

 

黒の組織との再会:重要度★★★★★ 

 

<登場人物>

・枡山 憲三(ますやま けんぞう)(ピスコ)(pisco)(71)初

 「コナン ピスコ」の画像検索結果

 

・クリス=ヴィンヤード(ベルモット)(vermouth)(29)初

「コナン クリス...」の画像検索結果

 

 

<重要シーン・会話>

 

■ジン(灰原の夢の中)「お前の好きな薔薇のように~」

 

 

■コナン「あの黒いポルシェがどうかしたのか?ポルシェ356A,50年前のクラシックカーだ~」

■灰原「ジン。ジンの愛車この車なのよ」

 

 

■ジン「とにかくやつの手が後ろに回る前に口を塞げとの命令だ。なんなら例の薬を使っても構わねえぜ。抜かるなよピスコ」

 

 

■灰原「そのコードネームなら聞いたことがあるわ。会ったことはないけど」

 

 

■ジン「ん?赤みがかった茶髪?」

 

 

■ジン「多分、発信機と盗聴器だ」

 

 

■ジン「ああ間違いない。あの女は来るさ。例の薬のことを匂わせたからな。もちろん、その出来損ないの名探偵を使うかはお前の勝手だが。とにかく、女を見つけ次第とっ捕まえて面を拝ませろ。ああ問題はない。たとえ首から下がなくともな」

 

 

ウオッカ「でもアニキ、あの女本当に来るんですかい?」

■ジン「ああ、やつはそういう女だ。必ず止めにくる」

 

 

■ジン「裏切者は匂いを消せないからな」

 

 

■コナン「~経済界の大物(自動車メーカー会長)まで来てる」

 

 

■灰原「それで分かったの?ピスコが狙ってるターゲット」

■コナン「~あの男(呑口 重彦:政治家)しかいない」

■灰原「なるほど、収賄疑惑で~」

■コナン「捕まる前に口を封じるということはあの男も組織の一員なのか?」

■灰原「さあ、どうかしら。捕まれば分かるんじゃないの」

 

 

■灰原「いい工藤くんよく聞いてね。私たちの体を幼児化させたAPTX4869のアポとはアポトシス。つまりプログラム細胞死のこと。そう、細胞は自らを殺す機能を持っていてそれを抑制するシグナルによって製造してるってわけ。ただこの薬はアポトーシスを誘導するだけじゃなく、テロメラーゼ活性を持っていて細胞の増殖能力を高める」

 

 

■コナン「そこに白乾児ってあるか?」

■灰原「白乾児?」

■コナン「ああ、中国のきつい酒だ」

■灰原「それは知ってるけど・・・」

 

 

■コナン「お前風邪はどうした?~」

■灰原「おかげさまでさっき床に寝てたせいで熱が上がったみたいよ」

 

 

■灰原「試作段階のあの薬を組織の人間がたまにこう呼んでいたのよ。シリアルナンバーの4869をもじってシャーロック。出来損ないの名探偵ってね。~」

■コナン「シェリングフォード。綴りはSHELLING FORD.シェリングフォードっていうのはコナンドイルが自分の小説の探偵をシャーロックと名付ける前に仮につけた名前。つまり試作段階の名探偵」

 

 

■灰原「えっち。でも驚いたわ。あの白乾児ってお酒、細胞増殖速度を速めるエンハンサーの要素でも含まれてるのかしら」

 

 

■灰原「まるで井戸から這い上がるコーデリアね」

 

 

■ジン「髪の毛だ。暖炉のそばでお前のその赤みがかった茶髪をな。~

その唇が動くうちに聞いておこうか。お前が組織のあのガス室から消え失せたカラクリをな」

 

 

■ピスコ「おお、素晴らしい。きみはまだ赤ん坊だったから覚えちゃいないだろうが、科学者だった君のご両親ととても親しくてね。開発中の薬のことはよく聞かされていたんだよ。でもまさかここまで君が進めていたとは。事故死したご両親もさぞかしお喜びだろう。だがこれは命令なんだ。悪く思わんでくれよ、志保ちゃん」

 

 

■ピスコ「それにあの方に長年仕えた私を殺すとお前の立場も・・・」

■ジン「悪いな、これはついさっき受けたあの方直々の命令だ。組織の力を使ってここまでのし上がったんだ。もう十分いい夢をみただろ。~」

 

 

■コナン「なに?ジンがピスコを射殺した?」

■博士「ああ、哀くんが暖炉に置き忘れたメガネから会話を聞いとったんじゃが~」

■コナン:(変だな、なんであいつ麻酔銃で撃たれて動けるんだ。あんな大男、眠っちまったら警察から逃れられねえと踏んでたのに。それに灰原の行動がやつらに読まれすぎていたのも気にかかる。灰原が会場に来ることを確信してたみたいだし、髪の毛見ただけで誰だか分かるか?普通)

「なあ灰原、お前ひょっとして組織にいた頃・・・」

 

 

ウオッカ「え?この町であの女探さないんですかい?」

■ジン「ああ、無駄なことはしねえ性分なんだよ。今頃はもう助けにきた男と抜け出した後だろうよ。おれたちに顔を見られた町にのんきに留まるバカな女じゃねえからな」

ベルモット(クリス=ヴィンヤード)「あら、ずいぶん入れ込んでるのね、その小娘に」

■ジン「悪かったなベルモット。お前ほどの女を~」

ベルモット「ほんと、せっかく事情聴取を受ける前にあのハンカチを渡してあげたのに」

 

 

ウオッカ「またアメリカに戻るんですかい?」

ベルモット「いや、女優はしばらく休養」

 

 

■灰原「そう、疑わしきは全て消去する。これが彼らのやりかたよ」

 

 

<考察>

黒の組織の新たな仲間ピスコとベルモットが登場。ベルモットはコナンの偲ぶ会参列者の説明やハンカチをピスコに渡していたこと、ウオッカとの会話、薄暗かったが映っていた顔からみて、まあクリス=ヴィンヤードで間違いない。

・ピスコが自動車メーカー会長だったため、組織と車に関係があるのではないかと思ったがジンが「組織の力を借りて~」と言っているのでそういうわけではなさそう。

・ポルシェ356Aは50年 以上前のクラシックカーでアマガエルと呼ばれたりする。ドイツ車なのでジンは「ドイツのアマガエルも偉くなったもんだ」と言っていた。この50年前というのは組織の秘密プロジェクト開始の半世紀前というのを強調するものなのか。

・コナンも気にかかっていたように灰原の動きが読まれすぎていたし、髪の毛だけで誰かを判別するなんて異常である。ボキャブラリーが豊富でセリフがロシア文学のように美しいジンだが、灰原を思い出しているときは裸の姿でとても気味が悪い。新一は恋愛に鈍感だが、コーヒーショップ殺人事件や新出先生に嫉妬していたときのように妙に勘ぐるときがある。だからコナンの「ひょっとして組織にいたころ・・・」に続く言葉は「ジンに好かれていたのか?」とか「ジンとなにかあったのか?」ではないかと。ただ冷酷なジンに恋愛感情があるのかは不明。作者が「ジンが人を好きになることはないからなあ」と言っていたという話もあるらしいが、そもそも漫画やアニメ外の情報を考察に入れるのは自分の美学に反するというかナンセンスというか・・・作品内で根拠を拾い上げきれないのはどうかしていると思うので、そこは考慮に入れない。だから自分はどうぶつの森でヒントが出ようが作者がインタビューや年賀状で否定しようがそんなものは気に留めない。

・どうやらピスコは死んだ(不確定)灰原の両親ととても親しく薬のことを聞かされていたらしい。 また、灰原が赤ん坊の頃から家族ぐるみの付き合いだったようだ。ピスコは灰原を見て「ここまで進んでいたとは。死んだ君のご両親もさぞかしお喜びだろう」と言っているのでAPTX4869の方向性は幼児化で間違っていないだろう。あと、両親も喜ぶということは薬の完成が親から子へ引き継がれたように思われる。灰原は毒なんて作ってるつもりはなかったと言っているしピスコの発言からも少なくとも殺人が薬の目的ではなさそう。そうなるとジンたちとは薬の認知が異なるので、灰原は組織において極めて重要なポジションだった可能性が高い。こう推測したのは、ジンは薬を完全犯罪の代物で、人間にはまだ試していないという点において試作段階、出来損ないだと思っている(これ自体も私的な推測にすぎないが・・・)と思うが、先ほど述べたように薬の真の目的は殺人以外にありそうで、真意を知らないジンよりもそれを知っているであろう灰原のほうが重要だと思ったから。そうなると灰原の両親も組織内で高い位置づけになる。また、灰原が幼い時に両親は死んでしまったみたいだが、そうなると灰原が研究できるような年になる頃に薬の目的を伝えたり、それまで代わりに研究する繋ぎ目、媒体が必要となる。娘に遺書のようなものを残していたり、灰原が大きくなるまで研究を中止していたのなら話は別だが。ほかの研究者はこの薬をなんだと思っていたかは分からない。ただ、APTX4869の目的が幼児化に関係することを組織全員が知っていたら、新一や灰原はすぐにばれてしまうのでそれはなさそう。そもそもジンは実験の段階で1匹だけ死なずに幼児化したマウスがいたことを知っているのか。あとAPTX4869が殺人が目的ではないという説を強化するなら、幼児化は誕生のころ、言い換えれば”生”に向かっていて”死”とは対極にあるから、という理由で多少ではあるができる。

 ・ジンはコナンに麻酔銃で撃たれたが自らの腕を拳銃で撃ち、痛みで強烈な眠気をさました。これはコナンにとっては都合が悪いがファインプレー。頭脳明晰なコナンが不思議がるのも無理はない。通常なら考える間もなく眠ってしまい、銃口を自分に向け眠気を覚まそうなんて思いつかないから。 

・灰原が難しい言葉を羅列してAPTX4869について説明していた。生物をかじった程度の私には医学のことはさっぱり(笑)しかしここは重要なのでがんばって読み解きたい。ただ記事が長くなりすぎたので別個で考察しようと思う。

・ジンが「裏切者は匂いを消せない」と言っていたが、組織臭のようなものがあるのか、マーキングのようなことがされるのか、地の果てまで追いかけられるということなのか。

・結局、呑口議員の命が狙われていた理由は謎。

・灰原も白乾児を飲んで一時的に元の姿に戻る。ここから解毒薬に繋がればいいが・・・ことあるごとに白乾児を飲んで元の姿に戻っていてはアニメ的に具合が悪いので、そのうち「飲みすぎで抗体ができて解毒薬としての効果がなくなった」とでも言って使えなくなるだろう。ラブコメ探偵新一が蘭(乱)用するおそれもあるし(笑)。